ED治療薬開発の経緯

OKサインを出している男性

EDは性交時に十分な勃起やその維持が出来ず、満足な性交が行えない状態のことで勃起障害、あるいは勃起不全とも訳されます。
EDの目安としては、性交のチャンスの75%以上でセックスが行えない状態と定義されています。
EDの原因は様々で、心因性ストレスや高血圧、糖尿病などの生活習慣病によるもの、生活の不規則や疲れからくるもの、また事故などの外傷から起こるものなど様々です。
ただ、EDは生死にかかわるような病気ではなく、適切な診療を受ければ改善の見込める病気です。
多くの場合、バイアグラなどのED治療薬を服用することによって改善することが可能となっています。
ED治療薬開発の経緯にはどういったものがあったかというと、ED治療薬として最も有名なバイアグラはシルデナフィルとも呼ばれ、もともとは1990年代前半に狭心症の治療薬として開発・研究がされました。
狭心症の治療薬としては効果が十分ではありませんでしたが、副作用のような形で陰茎の勃起を促進する作用が認められたためこれを適応症として発売することとなりました。
1998年にアメリカ合衆国で発売され、日本では1999年に製造承認されました。
バイアグラの作用は、体内で血管の拡張を阻害する酵素であるPDE5の酵素活性を阻害し、陰茎周辺部の作動性神経に作用して血管を拡張させ、血液量が増えることによって勃起を促します。
また、陰茎だけでなく脳を介した血管拡張を促進する作用があるため、現在様々な種類の疾患に対する適応が研究されています。

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